街角でナンパされまくっている綺麗な女子に声をかけたら、エッチすることになってしまいました
その日、僕は終電を逃して途方に暮れていました。タクシー乗り場は長蛇の列で並ぶ気にもならず、デパートのショーウインドウの前にぼんやり腰かけていました。すると、しばらくして僕の隣にすごく綺麗な女子が坐ってきました。
それからです。目を皿のようにして女を探すナンパ師たちの「ナンパ攻撃」が始まりました。次々と胡散くさそうな男たちが彼女の前で立ち止まり、声をかけていくのです。
でも、その彼女は人でも待っているのか、うるさそうに手を振って次々と男たちを追い払っていきます。
そんな光景を間近でみているうち、僕は次第にうんざりしてきました。
「身体でも悪いの？」
僕は彼女にいいました。
彼女はチラッと僕をみただけで無視しました。
「ここに坐っている限り、ずっとナンパされ続けるよ。どっか別の場所に移動したほうがいいんじゃない」
そういうと彼女はまじまじと僕の顔をみつめていいました。
「別の場所って？」
まあ、そんないきさつで僕たちは朝までやってるチェーン居酒屋に移動することになりました。彼女はじつは群馬の人間で、今日大切な人と横浜で会うことになっていたらしいのですが、それ以上の詳しい事情はわかりません。
「始発が動くまでまだ５時間くらいあるけど、どうする？ここで朝まで飲む？どっか泊まる？」
「とにかくシャワー浴びたい……」
もちろん僕たちはそのからラブホに入り、一緒にシャワーを浴びてエッチすることになりました。
彼女はとってもエロく、優しく、でもなんとなく哀しげな感じの女子でした。
どうして僕なんかにエッチさせてくれたのかなあ。いま、思いだしても夢のような一夜でした。
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